賠償責任保険には入るべきか

2020/03/09

08 店のシステムを整えよう 編

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保険の代理店のイラスト
今回の記事は賠償責任保険についてです。
賠償責任保険とは、『施術事故などが原因で他人にケガをさせる等で、法律上の損害賠償責任が生じたときに、保険金が支払われるもの』です。
(保険によって細かい内容の差異はあります)

開業するなら賠償責任保険には必ず入りましょう

“必ず”入りましょう
賠償責任保険につきましては、もうそれに尽きます。
必須です。開業するけど入らないという選択肢はありません。

人体を直接触る仕事ですので、何が起こるかはわかりません。
施術の基本ができていて、きちんとした問診ができていれば、そう簡単に事故が起こることは考えにくいですが、事故の確率をゼロにすることは誰にもできません

指圧したタイミングで骨を折ってしまうことがあるかもしれませんし、施術中にお客さんがベッドから落下してケガをすることがあるかもしれません。
そのようなときに保険に入っていないと、被害者さんに十分な賠償ができません。

国家資格者は所属団体の賠償責任保険に。民間資格者は……?

国家資格者の場合はかなり話が早いです。
卒業後に必ず団体に所属することになると思いますので、その団体が契約(団体契約)している保険に入るのが良いと思います。保険金も良心的ですし、内容もよい場合が多いです。

では民間資格者や無資格者はどうしているのでしょう?
安心してください。民間資格者や無資格者でも入れる賠償責任保険はきちんとあります
民間保険会社の整体師賠償責任保険、整体の専門学校が卒業生を対象に募集している賠償責任保険など、探せばいくらでもあります。
(出身の専門学校のツテの保険があれば、それが一番安心できるので良いと思います)

繰り返しますが、開業する場合は来院されるかたのためにも保険には必ず入りましょう。
中には「入らなくてもいい」「自分は入っていない」と言う人もいますが、そのような声に騙されないようにしましょう。

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