整体院・治療院を開く人は、なぜこぞってセミナーをやろうとするのか

2020/03/13

08 店のシステムを整えよう 編

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学校の教室のイラスト(背景素材)
今回は、よく見かける「整体院がやっているセミナー」の話です。

けっこう多い「整体教室を開いている整体院」

整体院としての営業は午後だけ。もしくは午前中だけ。
ほかの時間は整体スクール、整体セミナーを開いている。
そんな整体院・治療院があります。

これから開業するかたは、そのようなことは絶対にやめましょう
マネをしても何もいいことはありません。

なぜ整体教室を開いてしまうのか

なぜ整体教室を開いてしまうのか?
この答えは簡単で、整体セミナーを開いている人にとっては、施術一本よりもセミナーを開いたほうが儲かるからです。

つまり、(全てがそうとは言いませんが)技術一本ではやっていけないから……ということが往々にしてあると思います。
言ってみれば副業です。

技術の伝承~というようなことを謳っている場合もあるかもしれませんが、それは言い訳だと思います。技術を伝えていきたかったら弟子でも取って伝えていけばいいだけの話ですので。

こういうこともお客さん側は見抜きます。甘く見てはいけません。
「施術だけでは食っていけない整体院なのだろうな」
と思うはずです。
そんな整体院に行く気になるでしょうか? なりませんよね。

教室を開いている時点で、もはや現場の人ではない
それくらいの気持ちを持って施術一本で運営をおこなっていくようにしましょう。

逆に言うと、良い施術者になろうと思っている人は整体院がやっている整体教室に行かないほうがいい

逆に言いますと、技術を身につけたいと思っている施術者さんは、整体院がやっている整体教室やセミナーに行かないほうがよいと思います。

教わるなら整体教室を開く余裕がないほどお客への施術で忙しい先生に教わってください。

「でもそれって無理では? セミナー開けないほど忙しいんだし」

と思われるかもしれません。
ですが、そこをあえて頭下げて頼み込むか、もしくはその先生が参加している団体の勉強会で教わるなど、手はあると思いますよ。

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