今回は、お客さんの施術が終わって次のお客さんの施術を始めるまでの間、つまりインターバルを何分取ればよいのかという話です。
一般的なリラクゼーションサロンの真似は危険
大きいリラクゼーションサロンは、インターバルを5分~10分にしているところが多いようです。かなり短いですね。これを一人整体院や一人治療院に適用するのは危険です。
スタッフが何人もいるリラクゼーションサロンは、施術が終わるとすぐにスタッフがベッドから離れ、お客さんがが帰り支度を始めます。そしてお客さんがベッドから離れたら、すぐに空いているスタッフがやってきてベッドメイクに入ります。よって短いインターバルでも回せるのです。
これが、一人整体院や一人治療院だと事情はガラッと変わります。
施術が終わったあとは説明や今後のアドバイスをしたりするでしょうし、店によってはお茶を出したりもするでしょう。次のお客さんのためのベッドメイクは、前のお客さんが帰ってからでないとできません。
また、次のお客さんが少し早く来ることがあるかもしれませんし、前のお客さんが遅刻して少し施術時間が延びてしまうこともあるかもしれません。
そうなりますと、5分~10分のインターバルで回すとお客同士が顔を合わせる可能性が高まってしまうことになります。
「それでもかまわない」という方針にするならOKでしょうが、一人整体院や一人治療院は院内が狭いことが多いため、基本的にはあまり好ましくありません。
みんなどうしているのか?
では、個人で経営している一人整体院や一人治療院はどうしているのか。私がヒアリングした限りでは、「30分あけている」という人が多いようです。
30分くらいあいていれば、施術が少し長引いてもインターバルで吸収できますし、お茶を飲んでもらう時間もあります。
ご参考にどうぞ。