脱サラが「逃げの理由」でも大丈夫?

2019/03/22

01 脱サラの意思を固める 編

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「会社が嫌だから脱サラ」でも大丈夫

  • 上司が嫌だから
  • 給与や勤務時間に不満があるから
  • 仕事がつらい
このような「逃げ」の理由では脱サラしてもうまくいきません、とよく言われますが、本当にそうなのかを考えていきます。

少なくとも手技療法の世界では問題ない

私は専門学校に三年通いましたが、やはり入学当初は学校に入った動機などをお互いに聞き合う機会は多かったです。

そして、「会社が嫌だったから」という逃げの理由で脱サラを目指したと公言していた人はいました。それも、少なくない数です。「たくさんいました」と言ってもよいかもしれません。

しかし、そう言っていた彼らが失敗したのかといいますと、そんなことはありません。 専門学校を卒業してから約10年、勉強会や飲みの席、SNSなどで近況を確認しあったりはしておりますが、だいたいが開業してうまくやっています。逆に失敗例のほうが稀で目立ってしまうくらいです。

一般的には起業をしても10年以内に9割が消えてゆくというという話もある中で、これです。 つまり、少なくとも手技療法の世界では「逃げの理由で脱サラしてはダメ」ということはないようです。

なぜ問題ないのか

なぜ問題ないのかを、データをもとに検証することは不可能です。 が、なんとなく想像をすることはできます。

私が専門学校に入ったときに思ったことなのですが、

この業界の先輩方は、よい人が多い

のです。 学校の先生方や、勉強会でお世話になる先生方、その他OBの方々に、「嫌な人だな」と思う人がほとんどいないんですよね。考え方も立派で、尊敬できる人が非常に多い印象があります。

そのようなよい方々と接する機会が多いので、学ぶ側も次第に感化されていき、独立開業に耐えうる人材に育っていくということなのかもしれません。

別記事でも書きましたが、この世界では立場が人を作っていくことが多くあるように見えます。 入り口部分のモチベーションの質については、特に悩む要素にはしなくてよいと思います。



お読みいただきありがとうございました。

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