マッサージ店・整体院を50万円程度で小さく始める
はじめまして。管理人のTAIと申します。当ブログでは、脱サラしてマッサージ店を50万円程度で小さく始めるというテーマのもと、脱サラのタイミングや学校選びの仕方、そして開業の仕方、その後の経営の仕方などについてまとめていきたいと思います。
「小さく起業する」ことのメリット
小さく始めるメリットとしては、やはり金銭的なリスクが少ないことです。50万円程度であれば、銀行から借金する必要もないでしょう。開業後、融資の返済義務に追われないというのは非常に大きなことです。
そして開業費を抑えることができれば、開業後の運転資金(重要です)の確保も容易となるため、精神的にも余裕が生まれます。頭の中のリソースを患者さんやお客さんに集中させることができ、よりよいマッサージ店経営ができると思います。
実は50万円で開業できる業種は少ない
実は、50万円程度の開業費でも開業できる業種というのは、そんなに多くありません。比較的安い業種でも数百万円の開業費が必要であることが多いです。日本政策金融公庫総合研究所さんの「2018年度新規開業実態調査」によると、実に62.6%の事例で開業費が500万円以上です。2000万円以上というのも12.1%にのぼっています。
通常、開業にはとんでもない額のお金が必要なのです。
「小さく始められる」のはマッサージ業の特権
つまり、小さく始めようと思っても、「そんなことは最初から不可能」な業種が多いなか、それが可能な業種――それがマッサージなのです。リスクを抑えて小さく始めることができるというのは、マッサージの世界で生きていこうという人たちに与えられた特権でもあるのかもしれません。その特権を使わない手はありません。
「開業ゴール」にならないことも大事
もちろん「お金をかけない」ことに注力しすぎて、地域住民にまったく相手にされないマッサージ店になってしまうのは非常にまずいです。大切なのは開業することではなく、その後しっかりと経営して地域社会に貢献することです。
開業そのものが目的になってしまうのは本末転倒でしょう。
バランス良く「小さく始める」ことを目指す
このブログでは、50万円程度で開業して約10年経営を続けてきた管理人の経験をもとに、できるだけ小さく、それでいてきちんとした店の最低ラインをクリアした店を、どう作り、どう経営していくのかを考えていこうと思います。皆さまよろしくお願いします。
お読みいただきありがとうございました。